
大学入学共通テストで高得点を取るために必要な対策
大学の試験というと、今まではセンター試験でしたが、今後は大学入学共通テストが実施されます。
センター試験に代わるもので、完全に置き換わる予定になっています。
違いも色々とありますが、どんな対策をしたらいいのか分かりにくいですよね。
今後医学部受験で大学入学共通テストを受ける人は、次の3つを押さえておきましょう!
- リスニング対策をお早めに
- 理科と社会で点を稼ぐ
- 国語は8割で妥協する
リスニングの対策は早めに開始する
これまでのセンター試験の英語は、主にリーディングへ比重が置かれていました。
リスニングは二の次で、とにかく点を取るなら暗記が必要だったんです。
けど、これからはリスニングの重要性が高まって、リーディングと得点配分が同じになります。
つまり暗記だけでは点を取るのが難しくなったということ。
もし暗記は得意でも聞き取りは苦手という人は、リスニングをしっかり対策しましょう。
ただ、英語の聞き取りに慣れていないと難しいです。
そのため、少しでも早く始めることをおすすめします。
通学時間などの空き時間を利用して、色んな英語音源を聞き、英語耳を作っておきましょう!
理科社会で確実に得点できるようにする
大学入学共通テストでは、英語の難易度が上がることは間違いありません。
その分他の科目で点を取らないと、合格に届かない可能性が出てきます。
ただ、数学や国語なども変わるので、この2科目で点を稼ぐのは難しいです。
一方、理科や社会は基本的にセンター試験の時とほぼ変わりません!
今までと同じ勉強方法などが通用するため、この2科目は得点を稼ぐ狙い目の科目といえます。
問題構成が大きく変わるわけでもありませんので、基礎を固めておけば十分に対処できます。
逆にこの2科目で得点を稼げないと、他の科目で帳尻合わせすることになります。
合格のハードルも上がりますので、模試でも得点が安定するまで勉強し、本番では満点目指して頑張りましょう。
国語は8割以上を狙いに行かない
医学部志望の人は、もともと文系科目は苦手かもしれません。
センター試験の時も難しい科目でしたが、大学入学共通テストになってから更に難易度が上がります。
特に記述が増加するので、簡単に得点が取れなくなるんです。
高得点を狙うのは難しいですから、8割くらいで妥協しておきましょう。
もし国語で9割以上を狙っていくなら、その分勉強時間が必要です。
でも、他の科目の勉強時間が犠牲になるので、他の科目で9割を狙い、国語は8割前半くらいを狙いましょう。
国語8割・他9割のほうが得点率は高くなりますし、結果的に医学部の合格率もアップします。