予備校に通うなら知っておきたい!医学部予備校と大手予備校の違い

医学部予備校と大手予備校の違い【まとめ】

医学部予備校と大手予備校の違いって知っていますか?

一見同じように思えますよね。
確かに似ている部分も多いんですが、実は違うところも少なくないんです。
同じ予備校なのに不思議ですよね。

ちなみに主な違いは以下の4つがあります。

  • 指導方法やカリキュラム
  • 学費
  • 講師との距離
  • 有名講師の在籍数

特に大きな違いは指導方法と学費ですね。
詳しくは後述しますが、医学部予備校の指導方法やカリキュラムは、医学部受験に特化しています。
また、大手予備校と比べて学費も非常に安いです。

他にも、講師との距離や有名講師の在籍数も違います。
この違いについてもこれから説明していきますね。

引用:https://www.iwgpusnever.com/entry/2018/02/26/153328

医学部予備校では医学部の受験に特化した指導を行なっている

まず異なる点が指導方法とカリキュラムです。
医学部予備校は、基本的に医学部の受験に特化したカリキュラムを組んで、講師が日々指導を行っています。

つまり入学後は医学部一直線で、他の学部になんていっさい目もくれないんです。
理科はもちろん、文系科目も医学部の受験に特化した指導を徹底しています。
そのため、医学部受験生にとっては大きなメリットといえます。

対する大手予備校ですが、こちらは医学部以外の学部も視野に入れてカリキュラムを組みます。
指導もそれに合わせているので、医学部予備校のような特化型ではありません。

仮に医学部志望でも、カリキュラムは他の大学や学部と一部被ってしまうことが度々あります。
ただし、学費が安い点に注目すると、最悪医学部以外でもいい(有名な私大や歯学部とか)という人は、大手予備校がおすすめです。

大手予備校の方が学費が安い

医学部予備校と大手予備校は学費も異なりますが…実は数倍も変わります。
学費に関しては大手予備校が圧倒的に安いです。

通う予備校やコースによって変わるんですけど、安ければ50~70万くらい、高くても100万円くらいで済んじゃいます。
家庭教師や塾に比べると高いですが、医学部予備校よりは遥かにお得です。

では、医学部予備校はどれくらいだと思いますか?実は安くても100万円台後半はかかります。
高いところだと400~500万円はかかってしまうので、経済的に余裕がある家庭でも少し躊躇するかもしれません。
大半の医学部予備校は300万以下で済みますが、大手予備校と比べて学費の高さが際立ってますね。

学費を少しでも抑えたい人や、家計の事情で難しいという人は、迷わず大手予備校を選びましょう!
医学部特化型ではありませんが、自分の苦手科目を克服するなら全く問題ないレベルです。

医学部予備校の方が講師との距離が近い

講師との距離が近ければ、分からないところも気軽に質問できます。
もしどんどん質問したいなら、医学部予備校が向いています。
講師との距離も医学部予備校と大手予備校の違いの一つです。

大手予備校は生徒数が非常に多くて、1クラス30~40人くらいいることも珍しくありません。
授業1コマに沢山の生徒が集まりますから、高校や大学と同じく、講師ペースで授業が進んでいきます。
分からない箇所をその場で質問することは難しく、授業後に講師へ直接聞きに行くか、自分で解決しないといけません。

医学部予備校は生徒数が少なく、1クラス10人前後ってこともあります。
講師との距離が非常に近くて、ほぼマンツーマンで授業を受けられるんです。

分からない箇所もすぐ質問できますし、その場で解決できるのが強みになっています。
講師との距離は近いほうがいいという人は、医学部予備校を検討してみてくださいね。

大手予備校には有名講師が多く在籍している

もし有名講師の授業を受けてみたい人は、大手予備校のほうがおすすめです!

東進や駿台、代ゼミなんかの大手の予備校講師は、テレビやメディアに出演していることも珍しくありません。
「いつやるの?今でしょ」を生み出した某講師とか、全国的な知名度を持つ人物もいます。
そんな講師陣の授業を受けるなら大手予備校一択です。

一方の医学部予備校は、有名講師がまずいません。
そもそも皆無といっていいんじゃないでしょうか?現役医大生に有名な医学部予備校講師を聞いても、まず答えられないでしょう。

ただ、医学部予備校の講師は元医師だったり、現役の医療従事者だったりします。
そんな第一線で活躍している(活躍していた)講師の授業を受けられるので、医学部受験生にとってはメリットしかありません。

有名講師の授業なら大手予備校ですが、実践的な授業を受けたいなら医学部予備校が最適です。
しかし学費やカリキュラムの違いなどもありますので、じっくり時間をかけて選んでくださいね。