トップページ > インタビュー人物紹介 > 株式会社 アンビ・ア

インタビュー人物紹介


第四回 株式会社 アンビ・ア
2014年8月

ホテルアンビア松風閣
ー経営理念
「いいとき いいひと たび あそび アンビ・ア」
私たちは お客様へ快適時間の提供に努め
共に人生の楽しさを追求します

株式会社 アンビ・ア
代表取締役社長 松永 勝裕 氏

これまで育てていただき、今も支えられている。
この焼津に恩返しをしていきたい。



ホテルアンビア松風閣

ホテルアンビア松風閣
 Q.昭和63年に開業された「ホテルアンビア松風閣」。立ち上げ時のエピソードを教えてください。
  東京のタクシー会社に2年間、修行を兼ねて勤務しておりましたが、前身である「焼津観光ホテル」の建替え計画が持ち上がり、その準備室の一員としてこの事業に加わりました。総予算50億円という社運をかけた大プロジェクトで、部長と支配人と私の3人でスタートしました。
 当時は、当ホテルのコンセプトである“都市近郊型大型リゾートホテル”はとても少なく、伊豆や草津のような有名な観光地なら話はわかりますが、果たしてこの焼津でこのコンセプトが成功するのかという疑念の声が多く上がりました。コンサルタント会社からも厳しい評価を受けましたが、それがいい刺激になりましたね。周囲の疑念や思い込みを払拭させるためにも綿密な事業計画を立てました。
 振り返れば、いい時代に準備ができたと思います。当時は景気の循環がわかりやすい時代でしたので、不景気の時に次の準備をして、好景気の時に実行できたと思います。また、千載一遇のバブル景気という大きな追い風にも恵まれました。




Q.「ホテルアンビア松風閣」のこだわりや強みについて教えてください。 ホテルアンビア松風閣
 東京オリンピック誘致のプレゼンテーションをきっかけに「おもてなし」という言葉が流行していますが、当ホテルは準備の段階から「富士山と駿河湾一望のおもてなし」をスローガンに、ハードとソフトを兼ね備えた「おもてなし」を追求してきました。
 県内外からたくさんのお客さまを呼び込むためには、都市近郊型大型リゾートホテルとして「ここまでやるのか」と唸らせる“意外性”が必要です。意外性は、お客さまの“楽しさ”や“喜び”につながります。「この恵まれた自然の景観を最大限に活かすにはどうしたらいいか」という課題に、情熱と時間とコストを費やしました。
 そこで、もっともこだわったのがホテルの顔である「エントランスホール」です。やはり、第一印象が肝心。エントランスホールが窮屈で貧弱な空間では、お客さまの期待を第一印象から裏切ってしまいます。当ホテルでお過ごしいただく大切な時間に期待を膨らませていただくためにも、「日本一のViewエントランスホール」を目指し、自然の景観を活かした非日常的な大空間に仕上げました。


ホテルアンビア松風閣 Q.大浴場も大きな魅力ですね。
   そうですね。当時のホテルでは、大浴場の大きさもロケーションも女風呂の方が劣っているのが一般的でした。当ホテルは男風呂・女風呂ともに同じ造りになっていますので、女性のお客さまにもご満足いただいています。


Q.お料理にも定評がありますね。    ホテルアンビア松風閣
 「焼津=魚の町」ですから、中途半端なものは出せません。マグロ、カツオ、桜エビ、シラスなどの地物をアピールするために、おひとり様にひとつずつ舟盛りをご提供する“一人一艘”のスタイルをとりました。1グループ1艘が一般的ですから、相当なインパクトがあったと思います。他にも、宴会場でマグロの解体ショーを行うなどお客様が楽しんでいただけるサービスをご提供しています。このサービスは、当ホテルが元祖で「まぐろ大名づくり」と称しています。


ホテルアンビア松風閣

ホテルアンビア松風閣
 Q.さまざまなイベントも人気がありますね。
   「お客さまにもっとホテルライフを楽しんでいただきたい。」その思いで、さまざまなイベントを行っています。
 前社長が演歌好きだったこともあり、オープンの翌年から「ディナーショー」を自主興行しています。日曜から金曜までの毎日、1日2公演していた時代もありました。最近では、7月と12月のハイシーズンに加え4月と9月にも興行しています。単体でこれほど興行しているホテルは他にないと思います。
 また、昨年はサッポロビール焼津工場様とコラボレーションさせていただき「ビア・フェスティバル」を開催させていただきましたし、話題の「婚活イベント」にも挑戦しました。
 お客様に「用事があるから利用する」のではなく、ホテルアンビア松風閣なら“何かある”、“何かしてくれる”という期待感を抱いていただくためにも、独自のイベントを増やしていきます。


Q.「ホテルアンビア松風閣」のこれからについて、新たに企画していることはありますか? ホテルアンビア松風閣
 これまでの「1泊2食」というリゾートホテルの利用スタイルの概念を超えて、これからは「リゾートマイス」という新たなホテルのあり方を提案していきたいと考えています。
 「マイス(MICE)」とは、Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、Convention または Conference(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語で、ビジネストラベルの一形態を指します。
 当ホテルは、一度に大勢のお客様が利用しても対応できるだけの十分な設備が整っており、企業団体を対象に各種イベントや展示会場として、さまざまな形式のミーティングをサポートしていきます。そして、全室オーシャンビューでリゾート気分を満喫しながらの研修旅行にも最適です。また、海外のお客様向けにも日本文化に慣れ親しんでいただくために、貸し切りでご利用いただけるプランもご用意しています。


ホテルアンビア松風閣 Q.社長のお人柄についてお聞きしたいのですが…。
  先代である父は「親分肌」で、私とは正反対でしたね。以前「宮尾すすむのああ日本の社長」というテレビ番組に出演した時には、西ドイツ製の2階建てバスで、宮尾すすむさんを駅まで迎えに行っていました(笑)。大浴場の湯船に2人で浸かりながら「商売の秘訣は?」と尋ねられると「お金は使わなくては入ってこない。お金を使うことですかね」と答えていました。
 私自身は「マメ」なタイプですね。今はメールの時代ですが、お客さまにこまめに手紙を書いたり、イベントの案内やスタッフの紹介を綴った社内報を毎月作ったりしています。
 30歳で社長に就任した際、心に決めた座右の銘は「初心忘るべからず」。モットーとしているのは「すべての源は自分にある」です。会社は組織で成り立っていますが、上がいくら指示を出しても、下は動かないし動けない。できるだけ現場に出て、自ら動くようにしています。お客さまの荷物を持って客室に案内したり、お出迎えやお見送りしたりすることもあります。実際に自分自身がやってみないとわからないこともあります。


Q.ホテル事業の他にも多角的に事業展開されており、お忙しい日々をお過ごしだと思いますが、社長の心の支えは何ですか?     ホテルアンビア松風閣
 社長として会社を持続的に発展させなければならないという使命はもちろんですが、地域への恩返しも重要だと考えています。この地で商売をする人間として、恵まれた自然環境を有効利用し、付加価値のある商品を通じて、多くのお客さまを焼津に呼び込むことは、結果として地域への貢献にもつながります。“これまで育てていただき、今も支えられている、この地域に恩返しをしたい。”そんな思いで日々の仕事に取り組んでいます。 

貴重なお話ありがとうございました。今後ますますのご活躍を期待しております。



会社概要

 B_株式会社アンビ・ア 
会社名 株式会社 アンビ・ア
住所 〒425-0027
静岡県焼津市栄町2丁目2番21号
TEL 054-620-7735
URL http://www.ambia.co.jp/info.html
会社紹介
昭和16年4月、タクシー事業を創業。その後、バス事業、自動車整備事業、旅行事業、ホテル事業など、輸送業からサービス・レジャー産業へと多角的に展開。創業60周年を迎える平成13年10月27日には「第21回 全国豊かな海づくり大会」へご臨席のため、天皇皇后両陛下がご宿泊。
企業詳細ページ
 http://www.maruseisenkyaku.com/kankotravel/syofukaku.html





主催者 焼津信用金庫 地域貢献部 まるせい千客万来事務局
〒425-8501 焼津市五ケ堀之内987番地 TEL:054-629-1137 FAX:054-629-1313 Mail:info@maruseisenkyaku.com
このサイトは、焼津信用金庫が運営していますが、内容については個別の企業の責任でおこなっています。